ビジネスメモ1【トップリバー】
2009年 01月 12日
カンブリア宮殿
「トップリバー:嶋崎秀樹社長」
事業内容:大規模経営農家育成支援事業
野菜の生産・販売
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(以下、番組メモ)
・農家は何十年もの間、「天気が悪いから品物(農作物)は出せません」
ということを行っていた。
だから、海外など他の市場に持って行かれてしまっていた。
しかしそれではいけない。
ビジネスというものは信用が第一。
つまり、「契約」したからにはたとえ天気が悪くとも、
他から3倍4倍の値段を払ってでも手に入れて、「お客」(=取引相手)に
渡さなければいけない。
また、売る努力として、スーバー、コンビニ、外食、生協と50社と年間契約し、確実な収入を得る。(350円のレタスとして店頭で売られている。)
・そして売り上げは設立当初の27倍10億円。
・農地は、「所有」が目的ではない。
農作物を育てて、出荷する事が目的。つまり、「レンタル」でもよいということ。
・儲かるというよりも
幸せになるのが農業
・6年間で独立する社員。農業のプロになる。
・大きくする気はない。トップリバーの精神をうまくアレンジしてもらいたい、
村上:日本は環境と農業を伸ばせ。
派遣の受け入れとは言わないけれど、いま会社に「派遣切り」の方々が来たらどうしますか?
社長:朝5時に起きて、働ける、というものは長野県に来い。
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「片田舎でおじいさんとおばあさんが、首にタオルをまいて農作業」
というイメージを一新させる迫力だった。
農家、だけど、経営者。
「天気が悪いから作物は有りません、は有り得ない」
は納得。
また、TV途中に出て来た「取引先」のサイゼリア社長の言葉にも納得。
「ビジネスというものは、自分だけが良ければいいって訳にはいきませんよ、
取引相手も、お客様も、社会も、良くなる事ですよ」
と。
教科書に出て来そうな文句だけど、目が開きました。
「新しいお金の流れを作る事、社会の為によい流れをつくること」
なんだ、と納得しました。
by y-hiro83
| 2009-01-12 23:12
| 日本と世界